こんにちは、Marimoです。
ここのところ何となく重だるい日々が続いています。
今現在も少し気分が悪く、記事を書くことに集中して気を紛らわせていたりします💦
原因はこの時期(春になる前)特有の気圧の変動によるもののようですが、今年は特に長く症状も重たい気がしています。。
皆さんはいかがでしょうか?
この症状は「気象病」と呼ばれているようですが、ここ数年付き合いのある私の体験談などをお話ししてみようと思います。
気象病について
気圧の変動による体調不良を訴えるのは特に女性に多いようですが、気付いていないだけで男性にもわりと多いように感じています。
ここ数年で病名がついたと思いますが、「気象病」と呼ばれているもの。
その症状は人により様々で、頭痛・目眩・吐き気・激しい眠気・関節痛・喘息など。
雨の前後や台風・梅雨など、気象に伴う気圧の急激な変化により自律神経が乱れることで様々な不調を起こすとされているようです。
特に季節の変わり目に症状が出る方が多いようですね。
自律神経が乱れる原因と考えられているのが、気圧の変化を感じ取る器官である耳の内耳(ないじ)。
気圧の変化等により内耳から脳に伝わる神経が過剰に興奮することで、自律神経のバランスが崩れてしまうそうです。
身体の不調だけでなく心の不調に繋がる場合も多いそう。
残念ながら具体的な原因やメカニズムなど解明されていないことも多く、効果のある薬も出ていないようです。
参考:気象病の原因と症状。気象病におすすめの対策と漢方薬とは?-気象病になりやすい人の特徴 -漢方の知恵で、もっと健やかに美しく。Kampoful Life
私の気象病の症状
私の場合は息が苦しくなることが多いです。
酷いときは頭痛や吐き気、ふわふわとした感覚の乗り物酔いのような症状になります。
眠くてたまらないことも多いのですが、仕事を休むほどではないので地味に辛いんですよね。。
特に雨が上がった後、晴れに向かっていくとき=気圧が上昇しているときに症状が出やすくなります。
私がこのような症状を自覚した切っ掛けは、メニエール病にかかった後のタイミング。
メニエール病には2回ほどかかっているのですが、横になっていても眩暈を感じてめちゃくちゃ辛かったです。。
たしか2014年と2018年。
思い返すと仕事でかなりのストレスを抱えている中で、「まだ行ける!まだ大丈夫!」と自分で自分を追い詰めていました。
アドレナリンを出すことで自分に無理をさせていたのだと思います。
今思うとなんて可哀想なことを(泣)
もっと自分を大切にして休ませてあげれば良かった、本当にごめんね…って思います。
メニエール病が治ってからも、なんとなーく気分が悪く呼吸が浅い日がたまにやってきて。
これは何なんだろう…と自分で検索して辿り着いたのが気象病でした。
メニエール病ほどではないけど、少し症状が似ているかなと思いました。
気象病の対策法
気象病の症状緩和に効果が期待できる対策としては、主に生活を正して自律神経を整えることがポイントのようです。
- 早寝早起きの規則正しい生活
- 睡眠時間をしっかりと確保する
- 栄養バランスの良い食事
- 適度に運動する
- ストレッチ等で血流を良くする
- 耳周辺のマッサージをする
漢方薬で効果が期待できるとされている種類は下記になります。
- 五苓散(ごれいさん)
- 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
- 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
体質によって効果は異なりますので、ご自身に合うものを模索してみてください。
私が効果を感じた対策法
私個人が効果を感じた対策法は下記のものです。
漢方薬で1番に紹介されるのは【五苓散】ですが、私は【苓桂朮甘湯】の方が効果を実感できました。
漢方薬は耳鼻咽喉科で言えば出してもらえますし、Amazonや楽天などでも購入できます。
即効性は期待できないですが、症状が出やすい時期は毎日服用しその他は鈍服として服用しています。
乗り物の酔い止めは、目眩にも効果があるためオススメです。
ただし、喉が乾いたり眠気が出るものもあるので注意してください。
3/27(水)の東京:天気が回復し、朝から心地よい青空が広がりそうです。雨上がりの翌日で花粉の飛散量は多くなるため、花粉症の方はしっかりケアしましょう。
— 頭痛ーる:気圧予報で体調管理⛅ (@terunekootenki) March 26, 2024
気圧は、低気圧が東に遠ざかり、午前を中心に大きく上昇!気圧上昇時に不調が起こりやすいタイプの方はご注意ください。… pic.twitter.com/RYfDwZOQrz
気圧の変化を予測できるアプリ【頭痛ーる】も利用することで、天気と一緒に事前に把握しておくと回避できますよ。
結論:気象病とうまく付き合っていく
ご紹介した対処法は、あくまでも症状の緩和に留まります。
気象病はすぐに完治するというのは難しいようなので、うまく付き合っていくしかないのかな~と思っています。
気象病の大敵はストレスを溜めることなので、なるべくのんびりとした生活習慣を心がけるのも大切です。
他に熱中するものがあったり環境を変えることで気にならなくなっていた時期もあるので、気の持ちようも大事なんだと思います。
あまり神経質になりすぎないように。
それこそ『私は気圧の影響なんか受けない体質!!』と自己洗脳させるのも効果があったりして…?
ちょっと試してみようと思います!笑
余談ですが、ヨーロッパへ2週間滞在した際は一度も気象病の症状が出ませんでした。
たまたま時期が良かったのかもしれませんし、日本の気候も関係があるのかもしれません。
航空機の離陸・着陸時の気圧の変化も恐れていたのですが、一時的なもので終わることが分かっているので、普段の症状の方が全然きつかったです💦
天気痛の第一人者・佐藤純先生
『天気痛・気象病外来』
— 佐藤 純|天気痛ドクター |JUN SATO (@tall_jun) March 11, 2024
東京神田の竹橋クリニックで開設しています
今週末(3月16日土曜日)
の診療枠に空きが出ましたのでご案内します
頭痛、腹痛、気分の変調などが天気や季節の影響を受けてお困りの方は
⬇️https://t.co/QsGoFXuq8s
私が気象病を自覚したのは2018年頃だったと思いますが、その頃は検索してようやく何件か出てくるだけでした。
様々な耳鼻咽喉科に行っては医師に聞いたりしていましたが、理解している先生はほとんどいませんでした💦
愛知医科大学・東京竹橋クリニックの佐藤純先生は、気象病について長年研究されている第一人者。
私が気象病を自覚した切っ掛けの先生でもあります。
受診するまでには至っていないのですが、当時は先生の書籍を読んで深く知ることができたのでオススメです。
もし同じような症状に悩んでいる方がいたら、少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。